インパルスウェルダーとは
インパルスウェルダーは当社独自の瞬間加熱・瞬間冷却方式で安全性はもとより品質安定性に優れた省エネタイプの溶着機です。
地球環境保全についても、リサイクルが容易で地球にやさしい溶着機です。
- 1)焼けが無く溶着面が均一で美しく仕上がります。
- 2)瞬間通電のため安全性が高く消費電力に無駄がありません。
- 3)加熱・冷却の時間(設定温度)が調整できます。
- 4)残留応力が少ないため経時変化によるガタが生じにくい溶着を実現します。
- 5)機械による振動や反動がなく手に加わる衝撃がありません。
- 6)機械的異音・臭気が発生しない為、快適な作業環境づくりに適しています。
- 7)品質安定性に優れています。
インパルス溶着チップ
インパルス溶着チップ構造図
電流を流すことで、チップ先端部がジュール熱により加熱されます。
熱可塑性樹脂のボスを溶着した後、チップ先端部より圧縮エアーを噴射させ、樹脂を冷却させる機能を持ったスポット溶着機です。
多点の場合でも同時に溶着する事が可能で、100点ぐらいの同時溶着でも、動作時間は1点溶着と同様に完了します。(溶着チップの大きさにより時間は変動します。)
インパルスウェルダーの仕様
ハンディー機
圧縮空気(0.5MPa)と電源があれば、どこでも、誰でも、使用できるコンパクトサイズ。
ボス1点、または2点の溶着に使用します。
クリップ式の他、スライドユニット（弊社オリジナル機構）の利用によりハンドプレス、ロボット、設備への組み込みが可能です。
■タイマー制御タイプ
位相電力制御により安定した加熱と条件設定が可能となりました。
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| MIW71-1 | 特長 | 仕様 | ||||||||||||||||||||||
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＜オプション対応＞ |
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| ■グリップタイプ ハンド作業タイプ（熱電対取り付けはできません） ■スライドユニット仕様 ハンドプレス、設備組込タイプ |
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| MIW71-2 | 特長 | 仕様 | ||||||||||||||||||||||
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1. 熱電対付溶着チップの温度表示可能 |
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| ■スライドユニット仕様 チップブロックタイプ |
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| MIW72-1 | 特長 | 仕様 | ||||||||||||||||||||||
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1. 2点溶着制御対応 |
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| ■スライドユニット仕様 チップブロックタイプ |
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| MIW72-2 | 特長 | 仕様 | ||||||||||||||||||||||
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1. 2点溶着制御対応 |
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| ■スライドユニット仕様 チップブロックタイプ |
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■温度/タイマー制御タイプ 温度設定・管理機能に加えてタイマー制御も可能な多能機です。
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| MIW81-1／MIW81-2 | 特長 | 仕様 | ||||||||||||||||||||||
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1. 温度制御、タイマー制御、2つ の制御方式を選択可能 2. 温度制御の記録機能により熱電 対の不具合発生時、タイマー制 御で動作可能 3. エラー信号出力、プログラム 選択、エアー圧検知（センサー 必要）仕様 4. チップ温度を電圧出力 5. 離脱タイミングをブザー鳴動 |
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| ■スライドユニット仕様 チップブロックタイプ |
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※ 新製品の発売にともない、MIW50シリーズの販売は終了いたしました。
多点機
多数個のポイントを、同時に短時間で信頼性の高い溶着ができます。
オーダーメイドタイプで、お客様の仕様にあった装置の製作も可能です。
■卓上型
1～数点の小型ワークの溶着に適しています。
■据置型
溶着点数の多い、大型製品の溶着に適しております。
(単発仕様、ターンテーブル仕様、スライドテーブル仕様などがあります)
■セパレート型
ハンディ機を組み合わせた溶着ユニットです。
■ロボット搭載型
多機種少ロットの製品にお使い下さい。
■ハンドプレスタイプ
ハンドプレス(手動型)との組み合わせです。
溶着可能な材料
一般的な熱可塑性樹脂なら溶着可能ですが、ガラスフィラ入り、樹脂の種類、溶着箇所の形状によりまして特殊チップが必要になります。また、樹脂の種類により溶着困難な場合もございます。事前にご相談ください。
| 材料名(非晶性) | 溶着性 |
| ABS | ○ |
| ABS+PC | ○ |
| PMMA(アクリル) | ○ |
| PC | ○ |
| PS | ○ |
| AS | ○ |
| AES | ○ |
| ASA | ○ |
| PPO | ○ |
| PVC(エンビ) | × |
| 材料名(結晶性) | 溶着性 |
| POM | ○ |
| PP | ○ |
| PA6 | △ |
| PA66 | ▲ |
| PE | ○ |
| PPS+GF20 | △ |
| PBT | ○ |
| PBT+GF20 | △ |
| LCP(液晶ポリマー) | ▲ |
| PET | △ |
溶着性の分類
- ○：良好
- △：可能
- ▲：要検討
- ×：不可
現在までの溶着実績
ガラス繊維入りの材料は、含有率30パーセントまでが目安です。